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 バルセロナで開かれたグランド・オーディションでの安齋織音 © Emma Kauldhar


Dance Europe - 日本語版


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The Royal Ballet - Matthew Ball in Giselle. © Emma Kauldhar

ジゼルと二人のアルブレヒト


ロイヤル・バレエ『ジゼル』での、稀に見る波乱と感動。アマンダ・ジェニングズがお伝えします。

『ジゼル』を観に行く人は誰しも舞台の上での深遠なドラマを期待するものだが、舞台裏でも同じように意外な出来事が起こるとは思っていないデイヴィッド・ホールバーグがナタリア・オシポワを相手に、ロイヤル・バレエのゲスト・アーティストとしてデビューする『ジゼル』を、ファンは何ヶ月も前からひたすら、心待ちにしていた。コヴェント・ガーデンのカーテンが上がったとき、満員の観客の期待は頂点に達していた。READ MORE


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David Peden with dancers of The Royal Ballet. Photo courtesy of David Peden

デイヴィッド・ピーデン


国際的に活躍するゲスト教師に、アマンダ・ジェニングズがお話を伺いました。

ジェニングズ(以下AJ):バレエを始めたきっかけは?

ペデン(以下DP):姉がスコティッシュ・バレエにいたんです。私は元々、ジーン・ケリーにようなタップダンサーになりたいと思っていました。フレッド・アステアも好きでしたが、ケリーの荒削りな男っぽさは特別でした。彼女がエジンバラのバレエ学校で学んでいた頃、ついて行ってみたことがありました。9歳の頃で、当時はバレエには興味がなかったのですが、周りに勧められてクラスを受けてみて、その瞬間からバレエに魅了されました。その時指導していたイヴリン・ジョンソンの勧めで、ロイヤル・バレエ・スクールのオーディションを受けました。READ MORE


グランド・オーディション


今年で三回目を迎える、有力カンパニーの合同オーディション。バルセロナからエマ・コールダーがお伝えします。

   かつては、そこそこの体型と技術のあるダンサーであれば、自国内にこだわらなければどこかのカンパニーへの入団は保証されていたようなものだった。だが、そんな時代は今や昔。過去50年間でクラシック・バレエは劇的に進化し、ダンサー志望者が増え、学校の数もプロになりたい卒業者の数も激増してきた。一方で、門戸も開かれてきてはいる。今も団員を厳密にその国の出身者に限っているのは国立バレエ団であってもごく少数で、ほとんどの監督は、ダンサーを国籍ではなく能力で選ぶようになった。

 とはいえ、現状では、バレエ団数の増加は、志望者の増加に追いついていない。しかもフランスやドイツではほとんどのバレエ団がより運営効率のよいコンテンポラリーの団体へと転向しており、クラシックのジャンルでは、新卒者と移籍を考えている人とを問わず、空きはどんどん少なくなってきている。時間と労力以外に旅費の問題もあり、求職活動には限界がある。READ MORE


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金原里奈


イングリッシュ・ナショナル・バレエの新鋭に、ジェラール・デイヴィスがお話を伺いました。

バレリーナになろうと思ったきっかけは? 5歳の時、母が「美しい女性はみんなバレエの経験があるから」といって、京都のあるバレエ・スタジオに連れて行ってくれたんです。私もバレエが気に入って、8歳になる頃には週に4、5回レッスンするほどのめり込んでいました。先生は私がプロになりたがっているのを知って、目をかけてくれました。そのうちコンクールに出場するようになったのですが、そのスタジオは小さくて、出場するのは私一人。レベルの高い教室では、20人以上出ることも珍しくなかったのですが。READ MORE